新型コロナウイルスの感染が再拡大したことで、名古屋のデパート4社の8月の売上が悪化したことが分かりました。

 このうち、ジェイアール名古屋タカシマヤの8月の売上高は77億2300万円で、前の年の同じ月に比べ35.3%減となりました。

 新型コロナウイルスの感染が再拡大し、6日から24日まで愛知県が独自の緊急事態宣言を出したことなどから来店客が大幅に減ったということで、7月の20.4%減からマイナス幅が拡大しました。

 また、名鉄百貨店本店はお盆期間に帰省する人が減ったことで手土産用の菓子などの需要が落ち込んだことも響き、44.3%減となっています。

 このほか、松坂屋名古屋店は24.8%減、名古屋三越は23.5%減となっています。