感染相次ぐ病院の『清掃業者の女性』も…新型コロナ 三重で新たに5人陽性判明 病院のクラスター53人に
三重県では10日、新たに男女5人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。このうち3人は感染が相次いでいる鈴鹿厚生病院の男性患者と清掃業者の女性でした。
感染が確認されたのは、鈴鹿市などに住む40代から60代の男女5人です。
5人のうち2人は、クラスターになっている「鈴鹿厚生病院」の入院患者で、60代の男性2人です。そして、病院の清掃業務を請け負う40代の会社員の女性にも感染がわかりました。
女性は感染者が多く出ている病棟の患者との接触はないということですが、県は病室内を清掃している際にウイルスがついた物を触って感染した可能性もあるとみて感染経路を調べています。
この病院での感染者は、患者や看護師など53人になりました。
また、感染が確認されているこの病院の男性看護師と同居している、50代の看護師の妻も10日、陽性が判明したと発表されました。
三重県内の感染者はこれで443人になりました。