新型コロナウイルスの影響で大学ではオンライン講義が続き、入学以来ほとんどキャンパスに行ったことがない学生もいます。

 そんな中、名古屋学院大学では9月18日から講義を対面形式で始めることになり、10日、中止となった入学式の代わりとなる新入学生の歓迎セレモニーが開かれました。

 10日、名古屋学院大学で開かれた新入学生の歓迎セレモニー。新型コロナの影響で入学式が中止となったため今年の新入学生を対象に開かれました。

 密を避けるため、セレモニーはキャンパスや学部ごとに分けて行われ、10日は経済学部の新入学生およそ120人が出席しました。

 新型コロナの影響で名古屋学院大学では4月以降、講義はほとんどオンライン。9月18日からは教室の定員を半分に抑えるなどの感染防止対策を講じた上、対面形式での講義が一部で行われることになり、新入学生にとってはようやくキャンパスライフが始まります。

今年の新入学生:
「(前期は)私は2日しか学校に来てないです」

別の新入学生:
「ほとんどずっと家にいたので、ここから大学生活が始まるのかなって感じです」

 大学生活の醍醐味の一つと言えば、部活やサークル活動。セレモニーの後はほとんど初めてキャンパスに足を踏み入れたという新入学生に対し、部活やサークル活動への勧誘も行われました。

新入学生:
「(勧誘は)今日が初めてで新鮮です」

別の新入学生:
「家で授業を受けてっていう生活だったので初めて大学生という感じがしました」

また別の新入学生:
「仲良さそうなサークルに入って、楽しい大学生活を送りたいなと思っています」

 まだまだ、通常通りとはいきませんが、新入学生にとっては半年遅れでいよいよ本格的なキャンパスライフが始まります。