三重県は15日、クラスターになっている鈴鹿厚生病院で、新たに男性看護師に新型コロナウイルスの感染が確認されたことを明らかにしました。

 感染が確認されたのは、クラスターになっている鈴鹿厚生病院に勤務する、四日市市の40代の男性看護師です。

 男性は13日に咳の症状が出たため、PCR検査を受け、14日に陽性が判明しました。

 県によりますと、クラスターが発生した病棟の看護師が自宅待機になり、人手が不足したため、男性は9月5日に別の病棟から応援として感染者が多く出ている病棟に勤務していたということです。

 男性は防護服を着てフェイスシールドなどの感染防止対策をしていたということですが、県は病院内で感染した可能性が高いとみて調査しています。

 この病院に関連した感染者数はこれで62人になりました。