新型コロナウイルス対策を盛り込んだ補正予算案などを審議する、愛知県の9月定例議会が18日、開会しました。

 提出された9月の補正予算案は、一般会計と特別会計あわせて総額804億6千万円あまりで、このうちおよそ719億円が新型コロナ対策の費用となっています。

 新型コロナ対策では、病床確保や医療設備の支援などに420億円、PCR検査体制の強化などに42億円が充てられているほか、県立学校のオンライン環境整備におよそ21億円、観光事業の支援におよそ10億円が盛り込まれています。

 このほか、県独自の緊急事態宣言発出や、重症化リスクが高い人への配慮などを全国で初めて規定する条例案など、25の議案が提出されました。

 議会は10月13日まで開かれる予定です。