岐阜県高山市の観光施設「飛騨の里」で20日、車田の稲刈りがありました。

 車輪のような形の車田は、元々は神様に奉納するための米を作る神聖な水田で、現在は新潟県の佐渡と高山市の2か所にしか残されていません。

 20日は職員が菅笠を被り、昔ながらの手作業で稲を刈りました。

 毎年、収穫されたお米で餅をついて観光客に振る舞われてきましたが、今年は新型コロナの影響で中止となりました。