スマホ決済サービスを巡り、銀行口座から不正な引き出しが相次いでいる問題。三重銀行でも去年、不正な引き出しが確認されていたことがわかりました。

 四日市市に本店を置く三重銀行は、スマホ決済サービス「支払秘書」を通じて去年8月、口座1つで14万3000円の不正な引き出しがあったと発表しました。

 三重銀行によりますと、当時、決済サービスを運営する会社から不正な引き出しの連絡を受けて確認したところ、顧客は「支払秘書」のアプリ自体を使ったことがなく、被害にも気づいていませんでした。

 三重銀行では現在、すべてのスマホ決済サービスの新規の口座登録や入金を停止していて、預金から身に覚えのない引き出しなどがあった人からの相談を受け付けています。