名古屋市は23日、新たに5人に新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。また、入院していた高齢の感染者1人の死亡も明らかにしています。

 感染が発表されたのは、名古屋市に住む50代から90代の男女合わせて5人です。いずれも感染経路は分かっていません。

 70代の女性は9月14日に発熱や咳などの症状が出ていて、15日に受けたCT検診では異常は見られなかったものの、その後も体調不良が続いたため、後日改めてPCR検査をしたところ、感染が確認されました。

 23日はまた、新規感染者とは別に、高齢の感染者の死亡も発表されました。新型コロナ感染者の死亡は、名古屋市ではこれで54人になりました。

 市は遺族の意向により、死亡した感染者の性別や年代などは公表しないとしています。