1年延期となった東京オリンピックに向け、9月から7人制ラグビーの代表候補の全体合宿が再開。選手が意気込みを語りました。

 北海道の大自然の中で、走り込みなどの練習に励むラグビー7人制「セブンズ」の日本代表候補16人が、9月から全員そろって練習を再開しました。

 チームを引っ張るのは、国際試合に最多出場の記録(59)を持つ豊田自動織機所属の坂井克行選手(32)。

坂井選手:
「非常にきつい合宿が、また再開するんだなという思いで今はいます」

 少ない人数でグラウンドを全力で走る「セブンズ」。前回のリオ五輪では、ニュージーランド代表に勝利する大金星を挙げるなど、4位入賞。東京オリンピックの1年延期について聞いてみると…。

坂井選手:
「(五輪延期は)1年で良かったなというのが正直な感想ですね。1年延期になったことをプラスに捉えて、基本をもう一度見つめ直して」

 また、同じくリオで活躍したムードメーカーのトヨタ自動車の彦坂匡克選手。延期を聞いた時、どう思ったのかというと…。

彦坂選手:
「これは休めるなと思って、思い切って休んじゃいましたね。(チームの)みんなに会えないのだけは寂しくてストレスでした。チームとしてはやっぱりメダル獲得に向けてチャレンジしていっているので、そこを目標に頑張りたいです」