三重県では3日、新たに2人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。このうち1人は自衛隊員で、埼玉県で行われた自衛隊の研修に参加していたということです。

 感染が確認されたのは、伊勢市の20代女性と四日市市の10代の小学生の女児の合わせて2人です。

 20代の女性は陸上自衛隊・明野駐屯地所属の自衛官で、7月上旬から9月29日まで埼玉県の駐屯地で行われた、全国から自衛隊員が集まる研修に参加していました。

 この研修では、これまでに青森県や熊本県などから参加した、複数人の自衛官への感染が確認されています。

 四日市市の小学生の女子児童は母親がクラスターの発生した市内のデイサービス施設の職員で、濃厚接触者として検査した結果、2日に陽性が判明しました。

 この女子児童は母親の感染を受けて、29日から学校を休んでいたということで、四日市市は小学校に濃厚接触者はいないとして休校にはせず、健康観察を行っていくとしています。