愛知県尾張旭市の住宅で80歳の男性が死亡した事件で、司法解剖の結果、死因は頭部を複数回殴打されたことによる脳機能障害とみられることが分かりました。

 6日午前9時ごろ、尾張旭市東大道町原田の住宅で、この家に住む無職・筒井雅之さん(80)が1階のリビングで死亡しているのが見つかりました。

 司法解剖の結果、筒井さんの死因は頭部を複数回殴られたことによる脳機能障害とみられ、5日夕方から6日未明に死亡した可能性が高いことが分かりました。

 捜査関係者によりますと、現場の住宅から血のついたハンマーが見つかっていて、犯行に使われた凶器とみられています。

 筒井さんは70代の妻と50代の長男との3人暮らしで、当時、妻と長男は家にいたということです。

 このため、警察は2人から事情を聴くとともに、殺人事件とみて調べています。