名古屋市長が愛知県知事の辞職勧告決議求めた請願は不採択に 河村市長「県民の意見代弁する姿勢と違う」
愛知県議会は、名古屋市の河村市長が提出していた大村知事の辞職勧告決議を求める請願について、13日不採択としました。
河村市長は、去年開かれた「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」の展示内容や、大村知事の対応に問題があったなどとして、9月、愛知県議会に対し大村知事の辞職勧告決議を求める請願を提出していました。
請願については、10月9日の議会運営委員会で「トリエンナーレについてだけで判断すべきではない」などとする意見でまとまっていて、13日午前の本会議でも審議されましたが、賛成少数で不採択となりました。
大村知事のリコール活動を続けている高須クリニックの高須克弥院長とともに審議の様子を傍聴していた河村市長は…。
河村市長:
「(議会は)とんでもないですわ。県民の意見を代弁していくという姿勢と全く違うわね」
また高須院長は「次は県議会だ」と述べ、大村知事に続いて県議会のリコールを行う意向を示しました。