岐阜県大垣市に本店を置く、大垣共立銀行の土屋嶢会長が4日亡くなりました。土屋会長は、新型コロナウイルスに感染し、入院していました。

 土屋会長は大垣市出身で、1977年に大垣共立銀行に入行。1993年に46歳の若さで頭取に就任しました。

 頭取時代には、大垣共立銀行の頭文字をとった「OKB」を前面に押し出し、ブランド戦略を進めたほか、ドライブスルー型の店舗を導入するなど全国初のサービスを次々と展開しました。

 土屋会長は今年9月、新型コロナへの感染が判明し、県内の医療機関に入院。闘病を続けていましたが、4日未明に急性呼吸不全で亡くなりました。74歳でした。

 葬儀・告別式は近親者のみで行い後日、「お別れの会」が開かれる予定です。