2021年春の愛知県の公立高校入試では、新型コロナウイルスに感染した受験生を対象に、特別の追試験が設けられます。

 愛知県の公立高校入試では、体調不良などで試験を受けられなかった人を対象に、Aグループ・Bグループそれぞれ試験の2日後に追試験を行っていますが、新型コロナと診断または疑いがあるとされた場合、受験できない恐れがありました。

 このため、愛知県教育委員会はBグループの学力検査の2週間後、2021年3月24日に「特別の追試験」を行うことを決めました。

 また、入試の出題範囲は削減しない方針をすでに決めていますが、県教委は感染拡大防止のため中学校が臨時休校となったことを踏まえ、今年度に限り「基礎的・基本的な事項をより重視して出題する」としています。