新型コロナの影響で、一部の空港に制限されていた韓国からの旅客便。13日、中部国際空港におよそ8カ月ぶりに到着しました。

 13日朝、中部空港に到着した大韓航空の旅客機。新型コロナの影響で中国・韓国からの旅客便はこれまで成田空港と関西国際空港に制限されていて、中部空港に到着するのはおよそ8カ月ぶりです。

(リポート)
「到着ロビーには250日ぶりにソウルからの到着便の表示があり、『WELCOME TO NAGOYA』と書かれた横断幕を空港職員が掲げて待っています」

 中部空港では検疫体制を拡充、13日はおよそ40人が到着しました。

出迎えた妻:
「元々結婚して向こう(韓国)に住んでいて、こちら(日本)に移住することになったタイミングでコロナの感染拡大があって。私しか来れなくなってしまって、子供たちと」

到着した夫:
「10ヶ月ぶりですね。すごく会いたいなとずっと思っていました。うれしいです」

 念願の来日を果たした人も…。

韓国人女性:
「新入社員として入社です。もともと4月だったんですけれど入国禁止で、今日来ることになりました。今から頑張るつもりです」

 乗客は2週間、公共交通機関を使用できず自宅等での待機となります。11月27日には同じ韓国のアシアナ航空が運航を再開します。