愛知県の大村知事が26日午後会見し、新型コロナの感染拡大を受け、『錦三』など名古屋の繁華街の酒類を提供する飲食店などに対し、営業時間を午後9時までに短縮するよう要請することを明らかにしました。

 期間は11月29日から20日間で、応じた店には最大40万円の協力金を支払うとしています。以下は大村知事の記者会見の概要です。

大村愛知県知事:
「今般のこの厳しい状況を踏まえまして、改めてこの名古屋の中心部の繁華街に、営業時間の短縮・休業の要請を行いたいと思っております。

 営業時間短縮・休業の要請ということで、名古屋の中心部の繁華街、栄・錦地区につきまして、周知期間等も含めて11月29日(日)~12月18日(金)の20日間、行いたいと思います。錦3丁目、栄3丁目、栄4丁目、このエリアを対象として営業時間短縮と休業要請をお願いしたいと思っております。

 対象となる施設と要請内容でございますが、これも8月の時と同じで接待を伴う飲食店、酒類を提供する飲食店、いわゆるキャバレー・ホストクラブ・バー・クラブ等、そして酒類を提供するカラオケ店につきましては、ガイドラインを遵守していない施設は休業をお願いいたします。

 ガイドラインを遵守している施設は、安全安心施設を認定している施設でありますが、営業時間の短縮、5時~21時までという形をお願いしたいと思います。

 そして特措法の規制対象外について、いわゆる居酒屋のような酒類を提供する飲食店については、同じく営業時間の短縮、21時までということをお願いしたいと思っております。

 東京等への移動の自粛でありますが、首都圏・大阪府・北海道への不要不急の移動は控えていただきたいということであります。

 感染が拡大している都市域への移動につきましては、不要不急の移動は控えていただきたいということと、自覚をもって適切な行動をお願いしたい」