名古屋市は千種区の東部医療センターに新型コロナウイルス感染者の専用病床を設けます。

 千種区の東部医療センターには、老朽化のため今年から病棟としての使用を取りやめている「旧東病棟」があります。

 名古屋市は27日の市議会で、元々感染症病床があった「旧東病棟」を改修し、今年度中に新型コロナの感染者を20人程度受け入れる専用病床として運用を始める方針を示しました。

 名市大病院が医師ら医療スタッフを派遣するということです。

 現在、新型コロナの感染者を受け入れる病床は名古屋市におよそ300床あるとされてますが、スタッフが足りないなどの理由から実際に機能しているのはその半分程度となっています。