愛知県では27日、新たに234人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。1日の新規感染者数としては過去最多で、4日続けて100人を超えています。

 11月は27日間で、17日間が100人を超えていて、大村知事はこうした状況が続けば、「緊急事態宣言も想定せざるを得ない」と改めて感染防止対策の徹底を呼びかけました。

 警戒レベルは4段階の上から2番目「厳重警戒」が続いていて、県は26日に、名古屋市中区錦3丁目、栄3丁目の一部、栄4丁目で一部の飲食店に対し、29日から12月18日まで、営業時間短縮や休業を要請すると発表しました。

 入院患者数は26日までの1週間の平均で370.6人、感染経路不明者の割合は45.4%となっていて、少しずつ増えています。軽症、無症状者は9割近くとなっています。

 大村知事は続く感染拡大を受けて、「こういう状況が続けば、厳重警戒からレッドゾーン(危険)、緊急事態宣言も想定せざるを得ない」と話し、改めて感染防止対策の徹底を呼びかけました。