愛知県は厚生労働省と協力し、県民3000人を対象に新型コロナウイルスの抗体保有調査を行うと発表しました。

 抗体保有調査は、今年6月に第1回目として東京都、大阪府、宮城県の3都府県で対象に行われましたが、第2回目として、東京都、大阪府、愛知県、福岡県、宮城県の5都府県あわせて約1万5000人を対象に行われます。

 目的は新型コロナウイルスに対する抗体の保有状況を把握し、抗体保有率の実態を認識するためとしています。

 愛知県では県内に住む20歳以上の人が対象で、県のホームページから申請することができます。

 募集期間は12月1日午前9時から6日の午後5時までで、定員を超える応募があった場合は、性別、年齢、地域分布を踏まえて県が選定するということです。

 検査は無償で、12月15日、17日、18日、19日、20日の5日間、名古屋、尾張地域、三河地域の公共施設で行われます。

 第1回の調査では東京で1971人検査し、2人が陽性で0.10%、大阪が2970人検査し、5人陽性で0.17%、宮城が3009人検査し、1人陽性で0.03%だったということです。