新型コロナ 愛知で過去最多234人感染 基礎疾患あった40代感染者が死亡 知事「緊急事態宣言も想定」
愛知県では27日、1日の新規感染者としては過去最多の234人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。また、2人の死亡も発表されました。
感染が確認されたのは10歳未満から90代の男女234人で、愛知県の1日の新規感染者数としては過去最多です。
これまでに10人の感染が判明している豊田市議会では新たに60代の男性議員に感染が確認されました。市議会では11月22日に議事堂を消毒していますが、その後に来庁した議員にも感染が判明したことから29日に再び消毒するとしています。
半田市の愛知県知多福祉センターに勤務する50代の職員2人に感染が判明し、この施設で感染が確認された職員は4人となりました。
また、新型コロナに感染し入院していた患者1人と、名古屋市の40代の女性が亡くなったことが発表されました。40代の女性は基礎疾患があったということです。
愛知県で新型コロナに感染して亡くなった人は115人となりました。
大村知事は27日の会見で、「このような状況が続けばレッドゾーン『緊急事態宣言』も想定せざるを得ない」と述べ、県民に対し一層の感染防止対策の徹底を呼びかけました。
画像:NIAID-RML