愛知県の大村知事は、新型コロナ対策で29日に始めた繁華街の飲食店に対する営業時間短縮の要請について、このまま感染拡大が続けば、期間の延長や対象範囲の拡大を検討する考えを示しました。

 愛知県は29日から12月18日までの予定で、繁華街の名古屋市中区錦三丁目などにある酒類を提供する飲食店を対象に、営業時間を午後9時までに短縮することなどを要請しています。

大村愛知県知事:
「この20日間でとにかく減らしたいと思いますが、なかなか状況は厳しいということは念頭に置かなければいけない。期間の延長や対象エリアの拡大は、いろんなシミュレーションをしながら対応していかなければならない」

 大村知事は29日の会見でこのように述べ、このまま感染拡大が続いた場合、営業時間の短縮要請について期間の延長や対象範囲の拡大を検討する考えを改めて示しました。

 一方「GoToトラベル」については、大阪や北海道に比べると入院患者の状況は「明らかに水準が違う」などとして、現時点では継続する方針を改めて示しています。