三重県では1日、新たに7人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染が確認されたのは、四日市市や津市などに住む10代から70代の男女7人です。

 四日市市ではいずれも10代で名古屋市内の短期大学へ通う女子学生と、特別養護老人ホームの女性職員の感染も確認されました。

 市は女性職員が勤務していた特別養護老人ホームの入所者や従業員合わせて42人の検査を進めています。

 また津市の30代女性は三重県雇用経済部の職員で、すでに感染がわかっている同じ部の50代部長の男性の接触者としてPCR検査を受け、11月30日に陽性が判明しました。

 女性職員は11月27日まで県庁へ出勤し、主に部内の事務を担当していたため、部長の男性と接触する機会が多かったということです。

 県は雇用経済部の職員合わせて4人を、接触者などとしてさらに検査を進めています。

 病床使用率は1日時点で49.6%となり、重症患者は5人になっています。三重県の感染者数はこれで857人になりました。