三重県では2日、新たに15人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また新型コロナに感染して入院中だった90代の女性が死亡しました。

 感染が確認されたのは桑名市や東員町などに住む10代から90代の男女15人です。

 このうち、津市の60代の男女はすでに感染がわかっている三重県の雇用経済部の30代の女性職員と同居する家族で、濃厚接触者として1日にPCR検査をうけて陽性が判明しました。

 県によりますと、雇用経済部では男性部長と女性職員の感染が分かって以降、発熱などの体調不良を訴える職員が3人出たということです。

 県は雇用経済部への立ち入りを制限するとともに、同じ階の職員140人の検査を進めています。

 さらに、クラスターになっている東員町の東員病院の入院患者の女性3人の感染も確認されました。この病院内での感染者は患者や職員合わせて28人になっています。

 また、新型コロナウイルスによる肺炎で入院していた90代の女性が1日、死亡しました。県内の新型コロナウイルスに関連した死者はこれで8人となり、感染者数は872人になりました。

画像:NIAID-RML