知事が県民に「今週末まで来庁控えて」…新型コロナ 三重県職員や家族の感染相次ぐ 県内新規感染者25人
三重県では3日、新たに25人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、四日市市では80代男性の死亡が発表されました。感染が確認されたのは、四日市市や鈴鹿市などの10歳未満から90代までの男女25人です。
松阪市の50代男性と津市の40代女性は、いずれも三重県の雇用経済部の職員で、11月30日に発熱の体調不良を訴えてPCR検査を受け、2日陽性が判明しました。
県の雇用経済部では11月30日に部長の男性に感染が確認されて以降、合わせて4人の職員が感染したことになります。また、女性職員の同居する家族2人も濃厚接触者として検査を受け感染がわかっています。
鈴木知事は3日夕方、緊急部長会議を開き、感染した職員が勤務していた県庁8階への立ち入りを制限するとともに、8階の全職員およそ300人の検査結果が出る今週末まで、来庁を控えてほしいと県民に呼びかけました。
また3日は、新型コロナウイルスに感染して入院していた四日市市の80代男性の死亡もわかりました。三重県内での死者はこれで9人になり、感染者数は897人になっています。