コロナ患者の受入病床9割以上埋まる…名古屋で医療機関ひっ迫も市長「1人も入れない状況ではない」
新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収まらない中で心配されているのが、医療機関のひっ迫です。
新型コロナの患者をすぐに受け入れられる名古屋市内の病床数はおよそ180床。しかし6日時点で、市内の入院患者は155人となり、これに加え、市外からの患者も10数人いるということで、9割以上がすでに埋まっていることになります。
こうした状況に7日の会見で河村たかし市長は「名古屋市内で1人も医療機関に入れないという状況ではない」と話しました。
仮に満床になった場合は、愛知県と協力として市外の病院に依頼し調整・対応するとなっているということです。
現状、名古屋市内の医療機関では、新型コロナの患者を受け入れる病床を297床確保していますが、今の態勢で対応できるのは、変わらず180床程度だということです。