新型コロナウイルスの感染が広がるなか、年末年始の東海道新幹線は予約数が、7割近く減少しています。

 JR東海によりますと、12月25日から1月5日までの年末年始に予約されている東海道新幹線の指定席の数は、9日時点で65万席で、去年の同じ時期に比べ66%の減少となっています。

 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、帰省や旅行を控える動きが広がっていることが影響しているとみられ、9日時点の予約率は14%と、年末年始の予約状況としては過去最低の水準です。

 一方、予約可能な座席数は、混雑の緩和や利便性を考慮し、去年の同じ時期に比べ3%多い463万席を用意しているということです。