三重県では10日、新たに24人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また、津市内の公立中学校で新たなクラスターが発生しました。

 感染が確認されたのは東員町や津市などに住む10歳未満から90代の男女24人です。

 このうち東員町の60代から80代の男女12人はクラスターになっている東員病院の入院患者などで、一旦、陰性になった患者も含めて健康観察を続けていたところ、発熱などの症状が出たため、再検査し陽性が判明しました。

 この病院での感染者は患者と職員合わせて42人になりました。

 また、これまでに教師や生徒合わせて3人の感染がわかっている市立東橋内中学校では、新たに男子生徒2人の感染も確認され、県は19例目のクラスターとして生徒など残り10人の検査を進めています。

 そのほか、クラスターになっている伊賀市の岡波総合病院では、入院患者の介助をしていた50代女性の感染も確認されています。

 三重県の病床使用率は10日現在、46.4%となっていて、感染者は1000人を超えました。