愛知県は11日、新たに196人に新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。

 愛知県などによりますと、新たに感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの男女196人です。愛知県内の新規感染者が100人を超えるのは11月24日以降18日連続です。

 内訳は名古屋市が79人、春日井市が14人、一宮市が13人、岡崎市が12人などとなっています。

 このうち一宮市の80代女性5人は、すでにクラスターとして認定されている市内の高齢者施設の利用者で、これでこのクラスターの感染者は39人になります。

 また、既に新型コロナウイルスへの感染が確認されている県内在住の70代男性など2人が死亡しました。愛知県内の死者は142人になります。

 一方、愛知県はあいち健康プラザの駐車場に設けていたドライブスルー方式によるPCR検査所について、18日をもって一時休止する方針を明らかにしました。

 休止の理由について、大村知事は11日夕方の会見で「今年10月から地域のクリニックなど1345か所の医療機関で即日結果が出る抗体検査が行えるようになったことなどから利用者が減っているため」と説明しています。

 大村知事は名古屋港で開設を検討していたPCR検査センターについても、同様の理由で開設しないことを明らかにしました。