1月の岐阜県知事選挙に、新たに貿易会社社長が出馬を表明しました。これで5人目の出馬表明となり、過去最多の候補者による知事選となる見込みです。

 中国・北京生まれで、24年前に日本国籍を取得した帝井少輔さんは53歳。貿易会社社長を務めていて、選挙戦では新型コロナ対策で集会などは開かず、全ての活動はインターネットを通じて行うということです。

帝井少輔さん:
「岐阜県の魅力をさらにPRし経済を活性化させ、岐阜県に新しい魅力を作ります。東京オリンピック開催までに、岐阜羽島駅に新幹線のぞみ号を停車させます」

 これで5人目の出馬表明となり、岐阜県では過去最多の候補者による知事選となる見込みです。

 一方、15日に会合を開いた連合岐阜は、知事選で自主投票とすることを決めました。

 今回の知事選は、自民党岐阜県連が自主投票とするなど55年ぶりに保守分裂となり、激しい選挙戦が予想されていて、公明党や立憲民主党なども自主投票を決めています。

 知事選にはこれまでに、現職の古田肇知事(73)、元官僚の江崎禎英さん(56)、共産党が推薦する元教師の稲垣豊子さん(69)、元県職員の新田雄司さん(36)も出馬を表明していて、1月7日告示、24日投開票です。