愛知県では15日、新たに215人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。火曜日としては過去最多の人数です。また、高齢の男女2人が亡くなったことも明らかになりました。

 感染が判明したのは10歳未満から90代の215人です。

 一宮市や長久手市などの20代から50代の男女7人は、すでに3人に感染が判明している県内の会社の職員で、県はクラスターに認定する見通しです。

 また、新型コロナに感染した高齢の女性と80代の男性が亡くなりました。男性には心疾患の持病があったということです。愛知県で新型コロナに感染して亡くなった人は147人となりました。

 大村知事は15日の会見で「緊急事態宣言はいつでも発動できるようにシミュレーションしているが、宣言にいたるまでの対策で感染拡大を防ぎたい」と述べ、県全域を対象にした酒類を提供する飲食店などへの時短・休業要請やGoToトラベルの一時停止などの施策で年末年始の感染拡大を抑えたい考えを強調しました。

画像:NIAID-RML