高齢者が巻き込まれる交通事故を減らそうと、愛知県警が反射材などを配って注意を呼びかけました。

 21日は名古屋市中川区の商業施設で、警察官らが買い物に来た高齢者にチラシを配ったり、その場で靴に反射材を貼ったりするなどして、交通事故への注意を呼びかけました。

 愛知県内での交通事故による死者数は、20日時点で150人と東京都と並び全国ワーストで、このうち65歳以上の高齢者は78人と半数以上を占めています。

愛知県警交通総務課の担当者:
「後ろから来た車が、かかとにつけた反射材が光ることで、いち早く気付いていただきたい」

 これからの時期は年末年始に向けた買い物などで外出をする機会が増え、特に視界が悪くなる夕方以降に高齢者が巻き込まれる事故が多いということで、警察が取り締まりを強化しています。