高齢者施設で発生した複数のクラスター拡大…新型コロナ 名古屋で新規感染者35人 入院患者2人が死亡
名古屋市は21日、新たに35人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。クラスターになっている高齢者施設の利用者で、入院していた80代の男女2人の死亡も発表されました。
新たに感染が発表されたのは、20代から90代までの男女合わせて35人です。
これまでに30人の感染が確認され、クラスターとなっている市内の高齢者施設では、80代で利用者の女性が陽性とわかりました。
また市内の別の高齢者施設では、40代の女性職員に感染が確認され、この施設のクラスターは20人になりました。
さらに別の高齢者施設でも新たに利用者の知人2人と職員3人の合わせて5人の感染が分かり、クラスターは31人になっています。
21日はこのほか、新たに5人の感染が分かった高齢者施設の利用者で、医療機関に入院していた80代の男女2人が亡くなったと発表されました。これで、名古屋市の感染者で亡くなったのは86人になりました。