三重県では23日、新たに15人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染が確認されたのは津市や松阪市に住む20代から80代の男女15人です。

 このうち、津市や鈴鹿市に住むいずれも20代の男女5人は三重大学の学生で、大学院生や異なる学部も含まれていることから友人同士を介して感染が広がった可能性があるとみられています。

 感染した5人の三重大生のうち、20代の男子学生と大学の研究室で16日に一緒に大掃除をしていた接触者の学生など12人を含む、合わせて23人の検査をしています。

 また、松阪市の住宅型老人ホームで60代から80代の入所者の男女3人に感染が新たにわかり、この施設の感染者が合わせて7人になったため、県内22例目のクラスターになりました。

 老人ホームの他の入所者や職員への検査は全て終わっていて、全員陰性が確認されているということです。

 三重県の23日時点の病床使用率は35.0%で、感染者は1166人になりました。