名古屋市は23日、新たに114人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。また入院していた80代の男性の死亡も発表されました。

 感染が発表されたのは、10代から90代までの男女合わせて114人です。

 クラスターが発生した市内の高齢者施設では、新たに70代と80代の利用者に感染が判明しました。これでこのクラスターは27人になりました。

 関係者34人に感染が判明している別の高齢者施設でも、40代の女性職員が陽性と分かりました。

 23日に発表された感染者114人のうち、約半数の58人は経路が分かっていません。経路が分かっている56人のうち最も多かったのは家庭内感染の23人で、次いで施設での感染の15人でした。

 23日は、入院していた感染者で80代の男性が亡くなったことも発表され、市内の死者数は87人になりました。

画像:NIAID-RML