名古屋市交通局は、新型コロナの感染拡大で年末年始の行動の自粛が呼びかけられている現状を踏まえ、これまで午前2時半ごろまで運行するとしていた大晦日の地下鉄の終電延長を中止すると発表しました。

 市営地下鉄は例年、初詣客を運ぶため大晦日から元日にかけて終夜運行していますが、新型コロナの感染の拡がりを受け、大晦日の終電延長を午前2時半頃までにすると11月に発表していました。

 しかし、その後も感染の拡大に歯止めがかからず、全国的に年末年始の行動の自粛や初詣の分散参拝が呼びかけられている現状を踏まえ、終電延長を中止することにしました。

 今年の大晦日は、名城線や鶴舞線、桜通線などは土日休日ダイヤ、東山線は土日休日ダイヤから本数を減らした年末年始ダイヤでの運行となり、終電はそれぞれ終着駅に午前0時半ごろに到着する便になります。