コロナでホテル等の需要落ち込み出荷量は4割程減…養殖鯛の出荷最盛期 水温高く一回り大きく育つ
三重県尾鷲市では、年末年始向けの鯛の出荷が最盛期を迎えています。
尾鷲市三木浦町の漁港では連日、朝早くから鯛の出荷作業が行われています。
出荷されるのは、1.5キロから2キロほどの活きの良い養殖の鯛で、この日は1日でおよそ1200匹が水揚げされました。
養殖されている賀田湾の水温が例年に比べて2度ほど高いため、鯛は一回り大きく育っていますが、新型コロナウイルスの影響でホテルなどへの需要が落ち込み、出荷量は4割ほど減っているということです。
出荷作業は大晦日まで行われます。