1月の岐阜県知事選挙へ立候補を表明していた貿易会社社長の帝井少輔さんが、出馬を取りやめると発表しました。

 貿易会社社長の帝井少輔さん(53)は、1月の岐阜県知事選挙への立候補を表明していましたが、25日に出馬を取りやめると発表しました。

 帝井さんは新型コロナの感染拡大を受け、知事選の告示日を県の飲食店への時短要請解除後の1月12日以降とするよう選挙管理委員会に求めていましたが、25日までに回答がなかったため、立候補をやめたということです。

 55年ぶりに保守が分裂した岐阜県知事選挙には、現職の古田肇知事(73)、元官僚の江崎禎英さん(56)、共産党推薦の稲垣豊子さん(69)、元県職員の新田雄司さん(36)の4人が出馬を表明しています。