三重県では30日、新たに25人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。このうち5人は県立高校の同じ部活動に所属する生徒らで、県は新たなクラスターに認定しました。

 新たに感染が確認されたのは、10歳未満から80代までの男女25人で、三重県で感染者が20人を超えるのは12月10日以来20日ぶりです。

 このうち鈴鹿市の10代の男性ら5人は、これまでに2人の部員に感染が確認されている県立白子高校の運動部に所属する部員や顧問らで、この部での感染者は7人となり、県は新たにクラスターに認定しました。

 この部は12月23日から25日まで県外で行われた大会に出場し、他校のチームと試合をしたということです。白子高校は、1月3日まで部活動を含むすべての活動を中止するとしています。

 また80代の男性1人が亡くなったことも確認されていて、県内の死者はこれで17人となりました。