愛知県は4日、新たに152人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

 県内の医療機関の入院者数は過去最多の645人で、大村知事は「厳しい状況が続いている」として引き続き感染防止対策の徹底を呼びかけています。

 愛知県などは4日、新たに10歳未満から90代の男女152人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表しました。

 内訳は名古屋市が71人、一宮市が13人、豊橋市が9人などとなっています。

 このうち、弥富市の30代男性や蟹江町の90代女性など3人は、県がすでにクラスター認定している弥富市の海南病院の関係者で、このクラスターの感染者は31人になります。

 また岡崎市は市外に住む30代女性の感染を確認したと発表しました。この女性は親戚の家を訪れるため市内に滞在していましたが、元日に咳などの症状がでたため医療機関を受診したところ、4日感染が確認されたということです。

 また4日は、名古屋市の90代女性など新たに県内の高齢者5人が亡くなったと発表されました。

 このうち豊田市の80代男性は3日、発熱があったため救急搬送され、抗原検査で陽性判定がでたため、入院手続きをしていたところ死亡したということです。

 これで愛知県内の新型コロナウイルスによる死者は232人になりました。

画像:NIAID-RML