新型コロナウイルスの感染拡大を受け、愛知県が酒を提供する飲食店などに行っている営業時間の短縮要請を、2月7日まで延長する方向で調整していることがわかりました。

 愛知県では12月18日から1月11日まで、県内全域の酒を提供する飲食店などに、午後9時までの営業時間の短縮を要請しています。

 関係者によりますと、感染拡大の状況を受けて愛知県が営業時間短縮の要請を首都圏に発令される政府の緊急事態宣言の期間にあわせ、2月7日まで延長する方向で調整していることがわかりました。

 対象エリアは引き続き県内全域で、事業者に支払う協力金はこれまで通り1店舗あたり1日4万円となるよう、県は政府との間で財源の調整を進めています。

 県は政府との調整がつけば、8日にも臨時の県議会を開き、必要な予算案を提案する方針です。

 また県は現在の感染状況が続けば、国に緊急事態宣言の発令を求めることも検討しています。