三が日に飲食共にした集団等新たなクラスター3つ…岐阜で過去最多の感染者105人 非常事態宣言発出
岐阜県では9日、1日に確認された感染者数としては過去最多となる105人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。また、県は独自の非常事態宣言を発出しました。
感染が確認されたのは10歳未満から90代までの男女105人で、1日に確認された新規感染者数としては過去最多です。
1月1日と2日に飲食を共にした岐阜市や笠松町の複数の親族にまたがる感染者の集団など、新たに3つのクラスターが認定されました。
県内の感染者数は2972人となり、重症者は14人となりました。
また、入院中だった羽島市の70代男性が亡くなり、県内の死者数は45人となりました。
古田知事は県内の感染者数が高止まりしている状況などを踏まえ、県独自の非常事態宣言を発表し、飲食店への時短営業要請の延長や東京、大阪、愛知といった感染拡大地域への移動自粛の徹底などを呼びかけました。
週明けにも愛知県と協議し、国に対して緊急事態宣言の対象地域に追加するよう要請する方針です。