中日ドラゴンズの仁村徹・二軍監督は、1月5日放送の東海ラジオ『ドラゴンズステーション』で、2019年のドラフト1位、キャンプで初めて見た石川昴弥選手の印象について「三冠王を狙えるタイプ」と語った。

 キャンプでの印象ついて仁村二軍監督は、「非常に頼りになる4番になるだろうと思った。ただ、ホームランは多いけど三振も多いというバッターにはなってほしくない。三冠王を狙えるタイプ。並の高卒ルーキーとは違う」と当初から将来への期待が高かったことをうかがわせた。

 石川選手が二軍落ちしたときには「簡単に一軍でヒットを打ってもらっては困る。このまま一軍にいたら、そのうちホームランも出ると思うが、僕が打ってほしいのは菅野(巨人)のボール。まだまだ二軍でやることがある」と本人に話したという。

 今後について仁村二軍監督は、「もっともっと苦労してほしい。もっと長打が出るフォームに変わっていってほしい。まだまだ当てに行くような、ヒットを欲しがるところがある。たとえ当たらなくても、相手のピッチャーが怖がるようなフォームに固めていってほしい」と、大きく育ってほしいという気持ちを重ねて示した。