新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、愛知県と岐阜県に政府の緊急事態宣言が発令されることを受け、三重県は県独自の緊急警戒宣言を14日にも出す方針です。

鈴木三重県知事:
「今回、酒類を提供する飲食店に対して営業時間の短縮の要請を行う」

 三重県の鈴木知事は13日午後の会見で、14日午前9時半から新型コロナの対策本部会議を開いた上で、県独自の緊急警戒宣言を出すことを明らかにしました。

 県独自の宣言では、新たに県内の酒類を提供する飲食店などへの営業時間の短縮を求めるほか、仕事など生活の維持に必要な場合を除いて、県境を越える移動の自粛を要請するということです。

 休業に伴う協力金の金額などは調整中ということですが、対象の飲食店について鈴木知事は「県全域ではなく愛知県や大阪府との人の行き来があるエリアに限定して効果を高めたい」としています。

 県独自の宣言の適用開始は、飲食店などの事業者と相談して決めるということですが、期間は政府の緊急事態宣言の期間に合わせ、2月7日までとしています。