愛知県は13日、新たに319人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと明らかにしました。愛知県は国の緊急事態宣言の対象になったことを受け、不要不急の外出自粛など「緊急事態措置」を発表しています。

 愛知県などは13日、10歳未満から90代の男女319人が新たに新型コロナウイルスに感染したと明らかにしました。

 内訳は名古屋市が100人、一宮市が18人、豊田市と豊橋市が16人、春日井市が15人、岡崎市と豊川市が9人などとなっています。

 弥富市の海南病院のクラスターでは、市内の70代男性2人に新たに感染がわかり一連の感染者は46人になりました。

 また、豊橋市民病院は50代の女性看護助手が感染したと発表しました。看護助手は感染症病棟以外の病棟に勤務しているということで、他の職員らに体調不良を訴える人はなく、診療体制にも影響はないということです。

 13日は県内に住む80代女性や70代男性など9人が亡くなったことが発表され、県内の死者は297人になりました。

 県は13日夜、国の緊急事態宣言発令を受け、県民や事業者に対して「徹底した外出自粛」や「県をまたぐ不要不急の移動自粛」「テレワークの徹底による出勤者の7割削減」などを求めた、県としての「緊急事態措置」を発表しています。