女性やファミリーに人気が高いホテルのビュッフェ。緊急事態宣言を受け、名古屋のホテルでも一部休業を決める事態となっています。

 名古屋マリオットアソシアホテル15階のレストラン「パーゴラ」。ホテルの中で最も人気があるビュッフェレストランですが…。

30代自営業:
「(人は)めちゃくちゃ少ないです。大変だなと感じています」

(リポート)
「緊急事態宣言が出された事によって、マリオットアソシアホテルでもレストランに影響が出ています」

 マリオットアソシアホテルでは、2月7日まで15階の「パーゴラ」の昼と夜を休業、午前6時半から10時まで朝食のみ営業し、ほかのレストランも午後8時までの時短営業となります。

マリオットアソシアホテルの松任総支配人:
「実はレストランは1月だけで対前年の30%くらいしか予約がなくて、予約が本当に少ないところは休業した方がいいと早めに判断しました」

 ホテルによると、ビュッフェは多い時には1ヵ月前から予約がとれないほどの人気。去年6月からは感染防止のためスタッフが取り分ける形式に変えて営業を続けてきました。

 しかし今年に入ってキャンセルが相次ぎ、客数は4分の1程度まで減りました。

松任総支配人:
「宿泊客も1月に関しては5000件くらい予約があったんですが、緊急事態宣言が出たあとは2000件近くのキャンセルが出ました」

 また、名古屋観光ホテルでも1階のビュッフェ1月18日から当面の間休業し、そのほかのレストランは午後8時までの時短営業。

 ヒルトン名古屋でも14日から1階のレストランの昼と夜のビュッフェは休止し、セットメニューの提供に切り替えています。名古屋のホテル業界に厳しい風が吹いています。