愛知県は18日、新たに151人に新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを明らかにしました。1日あたりの新規感染者が200人を下回ったのは6日ぶりです。

 新たに感染がわかったのは10歳未満から90代までの151人です。内訳は名古屋市が43人、豊田市が15人、豊橋市が13人、一宮市と岡崎市が8人、尾張旭市と大府市が6人などとなっています。

 このうち県がクラスター認定した豊橋市東部環境センターで、ごみ収集業務に携わる40代男性に新たに感染がわかりました。このクラスターは12人になりました。

 また岡崎市教育委員会は、50代の女性職員が感染したと発表しました。女性職員は市内の学校に勤務していましたが、マスク着用など感染対策をとっていたことから、職場での濃厚接触者はいないということです。

 愛知県の大村知事は18日の会見で、名古屋市に比べて周辺自治体の感染者が増えているとして、「名古屋周辺部の医療体制確保をしっかりやりたい」と述べました。

 また、すでに感染が判明していた80代男性など、県内に住む高齢者7人が18日までに新たに亡くなったことがわかりました。新型コロナウイルスによる死者はこれで330人になりました。