岐阜県の関保健所で、新型コロナ感染者と接触した可能性のある34人の個人情報が流出したことがわかりました。

 関保健所は1月9日と10日、2つの事業者に対して濃厚接触者などを調べる際、別の事業者で行った調査データを誤ってメールで送信しました。

 流出したデータには、感染者と接触した可能性のある34人分の氏名や住所、電話番号などの個人情報が含まれていました。

 関保健所は個人情報を削除した空欄のファイルを送るべきところ、別の事業者の個人情報が含まれているファイルを送信し、14日、受け取った事業者からの指摘で発覚しました。

 現時点で外部への個人情報の流出は確認されていないということです。

 岐阜県は個人情報の取り扱いを徹底するとしています。