愛知県は20日、新たに245人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表しました。

 県内で新たに感染が判明したのは、10歳未満から90代までの245人です。内訳は名古屋市が88人、豊田市が17人、豊橋市と豊川市が11人、岡崎市とあま市が9人、一宮市が8人などとなっています。

 海南病院のクラスターでは関連する津島市の50代女性に感染がわかりました。このクラスターは49人になりました。

 またクラスターとなっている豊橋市東部環境センターでは、男性職員1人が新たに感染したことがわかりました。市によりますと男性職員は、ごみ収集業務の際などに市民と接触したことはなく、収集体制に影響はないということです。このクラスターは13人になりました。

 20日は名古屋市に住む100歳代の男性など、高齢者4人が亡くなったことも発表されていて、県内の死者は341人になりました。

 20日午後記者会見した大村知事は「年明けに比べて新規感染者は少し右肩下がりだが、入院患者数は中等症の患者が増え、入院が長引いているためなかなか減らない」と述べ、引き続き県民に対して徹底した感染防止対策を取るよう呼びかけました。