岐阜県関市で1300年以上の歴史がある「小瀬鵜飼」で、5月の開幕を前に鵜の健康診断が行われました。

 健康診断では、鵜匠が1羽ずつ籠から出し、獣医師が健康状態を確認しながら伝染病の予防接種を打ちました。

 去年の小瀬鵜飼は、新型コロナウイルスの影響で例年より3週間遅れて開幕したうえ、7月の豪雨で中止も相次ぎ、観覧船の観客数は2200人余りと過去最も少なくなりました。

 関市によりますと、今年の小瀬鵜飼は、例年通り5月11日に開幕する予定だということです。