新型コロナの感染拡大防止策として活用が期待されるロボット。人と人との接触を極力減らすため、一役買います。

 21日、大名古屋ビルヂングに集められた最新の働くロボット。大きなモニターが付いたロボットの機能は…。

(リポート)
「こうして人が近寄ると…赤く光って侵入者検知。これはちょっとビックリしますね」

 その名も「REBORG-Z」。自動で建物の中を見回り、頭についたカメラで不審者を感知すると離れた場所の警備員に通報します。AIが搭載されていて、モードを変えれば機能も一変。

 トイレの場所が分からない時は、ボタン押すと自動でエスコート。オプションでAEDや消火器をつけることもでき、遠隔操作で初期消火も可能です。

 人と人との接触を減らすだけでなく、危険な仕事も引き受けてくれます。

 続いてはコアラのような顔を持つロボット。もともとは床面を自動で清掃してくれるものでしたが、新型コロナ感染拡大を受けてパワーアップ。消毒用の噴霧器を搭載し、手すりなどを消毒する機能が追加されました。

 そして注目が、カフェなどで活躍が期待されるこちらのロボット…。

(リポート)
「来ました!ありがとうございます。こうして人と人とを全く接触することがなく飲み物を受け取ることができます」

 事前に店の間取りやテーブルなどの位置を読み込ませると、あとは店員の代わりに注文したメニューを運んでくれます。

 実はこのロボットは様々なカスタムが可能で、アームをつけると荷運びロボットに。さらに人型のパーツをつけると、遠隔操作で声を出したり体を動かしたり司会ロボットにも変身します。

THKの三好さん:
「世の中の欲しい機能というところに合わせて組み換えができる。特に今コロナ禍でロボットって働き方を多様化してくれる一つの物理的なハードウェアなんですよね」